どーも、バナオレ(@banaore_alive)です。
就活解禁の時期が近づくと、大学3年生・修士1年生は就活対策を意識し始めるでしょう。そこで、悩んでしまうのが、企業選び。安定性や給料など、色んな企業選びの軸がありますよね。
就活した頃の私は「安定性」「残業時間」を企業選びの軸にしてましたが、社会人経験を通じて「身につくスキル」を企業選びの軸にすべきだったと後悔しました。
ここでは、就活の企業選びの軸を「身につくスキル」に重きを置くべき理由を紹介していきます。
目次
スキルはキャリアで役だつ最強の武器
私が”スキル”に固執する理由は、理想的な働き方をする上で1番の武器になるからです。
多くの就活生は、新卒で入社した会社にずっと働き続けると思い込んでいるかもしれません。しかし、キャリアは流動的で、転職という選択肢は当たり前のように頭に浮かんできます。その理由は2つです。
- 働いたこともない学生が限られた情報で就活するので、入社後のギャップが大きい
- 年齢や状況によって、理想的な働き方は変化するから
つまり、自由度の高いキャリアを歩む”パス”となる”スキル”は最強で、企業選びの軸にすべきと強調したいのです。
「安定性」を求めると、不安定になりやすい罠
就活生の中には「安定性」を求める人も多いと思います。高待遇やインフラのような安定企業など人によって求めることは様々ですが、「長く生活費を稼ぎ続ける企業」を意味するのではないでしょうか。
この考えで入社すると、会社に生活の全てを委ねてしまうので注意が必要です。何か”負”の出来事が発生した時、身動きがとれなくなる「不安定さ」がつきまといます。
スキルがあれば、安定である
例えば、人間関係が悪化した時に転職したくても、「安定だから」という理由で我慢して働く等、「この会社で長く働こう!」という発想がキャリアの選択肢を狭めてしまいます。
最悪の場合は奴隷的な働き方になるでしょう。
逆に「スキル」があれば、どこにでも働ける自由度が手に入ります。なので、長く働ける安定性を求めることが、キャリアの観点で本当に安定なのか、一度見直してほしいです。
大手企業の安定・安泰は崩壊…って正しくもあり、間違いでもあると思う
スポンサードリンク
ワークライフバランスの落とし穴
よくある企業選びの軸に「ワークライフバランス」もあります。仕事とプライベートの両立ですね。この考えは非常に素晴らしくて私も賛成なんですが、注意すべきこともあります。
それは、早く帰ることが目的となり、仕事の効率化ばかりが優先され、価値を提供する”スキル”が置き去りになりやすいことです。すると、30代になって突如大きな仕事がふってきたときに、対応できず四苦八苦して、途端にワークライフバランスが崩れます。
また”楽な仕事”ばかりやっていると、何か嫌なことがあって転職しようとした時に、スキルがないため”転職できない”可能性が濃厚になります。
スキルがあれば、長期的なワークライフバランスが手に入る
一方で最初は大変であってもスキルを得れば、生産性も上がり仕事でこなせる範囲も広がるので、残業時間をコントロールしやすくなります。仮に忙しい企業であれば転職も選択もできるでしょう。
なので、目先のワークライフバランスばかりに囚われず、大局的な視点で再考すると良いです。その上で、”スキル”か”ワークライフバランス”か、それとも両方手に入ることは可能か、考えてみて下さい。
スキルはお金に変えれる。しかし、逆は不可能
また給料・福利厚生といった待遇を企業選びの軸にする人もいると思います。年収1000万円にあこがれる人もいるかもしれません。
確かに待遇は魅力的ですが、どの企業でも通用する”スキル”さえあれば、転職によるキャリアアップで給料アップできます。スキルをお金に変えることはできても、お金でスキルを買うことはできません。
むしろ、楽だけど高収入を得られる企業に勤めると、身の丈にあっていない給料に慣れてしまい、その企業に依存するしか選択肢はなくなります。
ワークライフバランスと同様に、長期的な目線でみたときに、給料よりも仕事で得られる知識や経験を求めたほうが、最終的にハッピーになれる世界が待っていますよ。
結論:スキルこそ最強
私は就活当時、企業選びの軸って「安定性」「ブランド」「待遇」など、表面的にわかりやすい指標を軸にしていました。
しかし会社に入社してみると、仕事ができる方が遥かに大切で、逆にいえばスキルさえあれば、本当の意味での”待遇”・”ワークライフバランス”・”安定性”を得られると確信しました。
就活生は社会人として働いたことがない人が殆どなので、実感しにくいかもしれません。1つの就活の軸の考えとして、少しでも参考になればと思います。
コメントを残す