ガチ恋活を始めたキッカケ

大手からベンチャー企業に転職するリスク・デメリットを経験者が紹介する

どーも、バナオレ(@banaore_alive)です。

私は入社1年半にして、大企業からベンチャー企業に転職しました。ベンチャーは大手よりもリスクが高い風潮がありましたが、この事実を受け止めて、転職を決意。

実際にベンチャー企業で働いて2週間になりますが、大企業では感じられないリスクをヒシヒシと感じています笑 そこで、ベンチャーに転職しようか悩んでいる方向けに、ベンチャーに転職するリスク・デメリットをリアルに紹介していきます。

リスク その1:給料・福利厚生

給料が大企業とは比べ物にならないくらい、下がります。トップ層は若くても年収1千万円超えになりますが、殆どの人は大企業よりも給料が大きく下回ります

特に福利厚生は、大企業と異なり、きちんと整備されていないベンチャーが殆どです。場合によっては、社会保険も自分で負担しなくてはいけなベンチャーもあります。なので、自分で補わないといけない費用(住宅補助など)を考えると、馬鹿にならないです。

私は大手からベンチャーに転職したことで、福利厚生も含めて年収100万ほどダウンしました

ベンチャーに華やかな印象を持つ人もいるかもしれませんが、役職につくまでは「良くて大企業と同じ、一般的には大きく下がる」と思っておいた方がいいです。実際に大手の事業部長であっても、ベンチャーへの転職で給料が一気に減ることもあります。

10人程度のある教育ベンチャーに転職したHさんは、もともとは大手人材会社で150人の部下を持つ事業部長でしたが、年収は約半分の500万円、ストックオプション無し、役職無し、一兵卒からスタートという条件をすんなり受け入れて入社しました。

彼は入社前にその会社の財務情報などを調べた結果、ほとんど儲かっていないことを理解していたので目先の待遇については一切目をつむりました。

参照初めてベンチャーに転職する時の給与・待遇についての考え方

ただし、給料アップの伸び代は大企業よりも圧倒的にありますので、夢があることも事実です。そのため、一概に「給料が下がる」わけではありませんが、大手のように「待っていれば」勝手に給料が上がる世界ではないことを認識しておきましょう。

MEMO
自身のスキルが認められてベンチャーに転職できた場合は、給料がアップする場合もあります。また役職につくことができるケースも存在します。

リスク その2:安定性

大企業と比べると、安定性はありません。いつ潰れてもおかしくないという認識で、皆が働いています。私が1番びっくりした言葉は

ベンチャーの人事

業績によって、福利厚生・給料が下がることもご承知おきください。
と言われた時ですね。大企業なら、絶対に言われない言葉かと思います笑

大企業なら「潰れる」なんて実感は殆どありませんが、ベンチャーの場合は経営が一気に傾くこともあるので、安定性が保証されることは一切ありません

ただし、急成長して一気に会社が飛躍するケースも十二分にあります。なので、必ずしも「不安定な中で働き続ける」訳ではありませんが、安泰の世界からは大手よりかけ離れています。

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リスク その3:教育制度

教育制度は大手と比較すると、整っていません。大手なら入社初日は研修を丁寧に受けて、徐々に周りの仕事を少しづつ受け持って、慣れていくことになります。またポテンシャル採用であれば、新入社員のように「コツコツ」育てられることも多いでしょう

一方でベンチャーに転職すると、いきなり現場で働くこともあります。私は入社研修がたったの2時間で終わり、いきなり仕事が始まってビックリしました

そして、誰かに仕事を指導していただくことが殆どありません。ただ仕事を待っているだけでは、放置されるだけです。仕事に消極的であれば、ベンチャーは地獄の環境となります。なので、ベンチャーで働く目的と仕事へのモチベーションは大事です

また、マナーなど、基礎的なビジネススキルは大手のように教えてくれないので、自分で学ぶ必要があります。ここも注意が必要ですね!

MEMO
「やりたいこと」がベンチャーでできるのであれば、若くあっても大手以上に裁量権も与えてくれますし、仕事の進むスピードも早いので楽しいです!

リスク その4:実力主義

良くも悪くも実力主義です。仕事で成果を出さなければ、そのまま放置されます。また、年齢・お勤め年数に関わらず、優秀な人達がドンドン出世していきます。なので、転職で自分よりも優秀な方が入社すると、いきなり部下になることもあります

私の場合、経験者枠で正社員として中途採用されましたが、4年間働いている契約社員をいきなり部下に持ちました。ベンチャーでは当然かもしれませんが、人によっては残酷だな…と震えました。

大手であれば、実力関係なく年功序列で出世していくので、ベンチャーよりも確実に昇給は保証されています。なので、確実に昇給したい人にとって、ベンチャーはリスクになります

ただ、実力主義だからこそ自分の給料にも納得できますし、仕事のモチベーションが上がります。なので人によってはメリットでしょう。実際に、実力主義を好む人がベンチャーには多いです。

デメリットも裏を返せばメリットに!

ここまで、大手からベンチャーに転職するリスク・デメリットを紹介しました。しかし、リスクばかりではありません。私は大手よりもメリットを感じたので、ベンチャーに転職することにしました。

ベンチャーに転職したメリットはこちらです。

  • 裁量権が若いうちから得られるので、好き放題できる
  • 仕事の進むスピードが早くて楽しい
  • 挑戦してスキルアップできる環境が大手よりある
ベンチャーのリスク・デメリットも裏を返せば、メリットになりえます。しかし、給料・待遇が確実に保証されていないため、人によっては大きなリスクと感じるはず。なので、ベンチャーのリスクとメリットを天秤をかけるのが良いと思います。

最後に

ベンチャーに転職して実際に感じたデメリットをまとめてみました。実際に、大手からベンチャーに転職しようとなると、大いに悩むはずです。なぜなら「実際にどうなるのか」働いてみないとわからないから。

だからこそ、焦らずじっくりとベンチャーへの転職について考えて欲しいと思います。

少しで大手からベンチャーの転職に悩んでいる人の参考になれば幸いです。

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